こんにちはTHE COREです。
アガベやアロエ、そして塊根植物。 植物と向き合って10年以上、時には現地での探索を行い、彼らが自生する「リアルな環境」を肌で感じながら栽培研究を続けてきました。
さて、今日は「亀甲竜(ディオスコレア・エレファンティペス)」についてお話しします。
あの“亀の甲羅”のようなバキバキに割れた塊根。ただ眺めているだけでもワクワクする、唯一無二の魅力を持った植物ですよね。 しかし、実はこの亀甲竜、季節の変わり目の管理ミスで調子を崩しやすいという繊細な一面も持っています。
特に「夏の休眠期」から「秋の成長期」へのスイッチが入るタイミング。ここで水やりや置き場所を誤ると、せっかくの塊根が弱ってしまうことがあるのです。
しかしいくつかの注意点を気をつければ簡単に育てられます。
今回は誰でも亀甲竜を上手に育てられるよう解説していきましょう。
詳しくは動画でも解説していますので、ぜひあわせてチェックしてみてください。
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1. 日当たり:しっかり光を当てる
亀甲竜はアフリカ原産の冬型塊根植物。
現地では木陰などで育つため「半日陰がいい」と書かれていることも多いですが、
むしろしっかり光を当てる方が失敗しにくいです。
葉が伸びると自然に塊根部分が葉の影に隠れ、直射を防いでくれます。
無理に針金で誘引したり、形を整えようとするよりも、まずは自然の成長に任せてOK。
ツルは日光の方向へ伸び、やがて自ら陰をつくってくれるので理想的な状態になります。
ただし、真夏は葉が無くなり、日差しで芋部分が焼ける場合があります。
夏の間だけは遮光または屋内で休眠管理に切り替えましょう。
2. 水やり:メリハリが大事
亀甲竜は秋、春の涼しい時期が成長期、真冬は成長が鈍り、夏は完全休眠期です。
気温が5℃以上ある間は、どんどん水を与えて大丈夫。
むしろ水が少なすぎるとツルが伸びず、塊根の肥大も止まります。
腰水管理(鉢の下に水を溜める方法)でもOKです。
一方で、気温が5℃を下回る・真夏になるときは要注意。
この時期に水をやると、根腐れや塊根の腐敗を招きます。
休眠中は月1〜2回、軽く湿らせる程度で十分です。
3. 用土:
用土は、多肉植物用土や細かめの赤玉土中心がおすすめ。
「芝の目土」や「極小粒赤玉」など、多少微塵がある方が根の張りが安定します。
現地では泥状の土壌に生えているため、少し保湿力のある用土が向いているイメージですかね。
ただし過湿になりやすいので、鉢底の通気性を確保しましょう。
不安な方は私が販売しているTHE COREプレミアム用土がおすすめです。
THE COREのコレクション株に使用している用土です。アガベ、アロエ、塊根植物、多肉植物など、広くお使いいただけます。…
まとめ:亀甲竜を元気に育てる「3つの鉄則」
亀甲竜は「繊細そうに見えて、実は環境適応能力が高い」植物です。 今回ご紹介した以下の3つのポイントさえ押さえておけば、失敗することはほとんどありません。
亀甲竜は“育てながら愛着が深まる植物”です。
成長のリズムを感じながら、あなたのペースでじっくり育ててみてください。
日当たり:恐れずに当てる
現地環境と同様、しっかり日光に当てて育てましょう。伸びたツルと葉が自然の「日傘」となり、塊根を守ってくれます。(※真夏の直射日光だけは避けてください)
水やり:5℃を基準にメリハリを
気温が5℃以上ある成長期は、水切れさせないようたっぷりと与えます。逆に、真夏や5℃を下回る厳冬期は、根腐れを防ぐために断水気味に管理し、休息させましょう。
用土:細かめの粒で根張りを促す
根が細かいため、隙間の多い粗い土よりも、少し保水性のある細かめの用土(THE COREプレミアム用土など)が適しています。
この「光・水・土」のバランスさえ掴めれば、あのバキバキに割れたカッコいい塊根を年々大きくしていくことができます。 ぜひ、日々の変化を楽しみながら、あなただけの亀甲竜を育て上げてください。


