塊根植物(コーデックス)として絶大な人気を誇るパキポディウム。実は「グラキリス」以外にも魅力的な品種がたくさんあります。この記事では、パキポディウムの主要な種類と特徴、育て方のポイントを一覧で解説します。
パキポディウムとは
パキポディウム(Pachypodium)はキョウチクトウ科パキポディウム属の植物で、大部分がマダガスカル原産です。一部はアフリカ大陸にも自生しています。
幹に水分を蓄える「塊根植物(コーデックス)」の特性を持ち、独特のフォルムと管理の醍醐味から近年ブームになっています。
パキポディウムの主要品種一覧
グラキリス(Pachypodium rosulatum var. gracilius)
人気度:★★★★★(最人気)
丸くずんぐりした幹と頂部の葉のバランスが美しい、最も人気の品種。現地球の良型株は数十万円の値がつくこともあります。
- 耐寒性:10℃以上
- 成長速度:ゆっくり
- 難易度:★★★(やや難しい)
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ラメリー(Pachypodium lamerei)
人気度:★★★★☆
スッと細長く伸びるスリムな幹が特徴のパキポディウム。和名は「亜阿相界(ああそうかい)」。ホームセンターでも比較的よく見かける品種で、入門としても人気です。
- 耐寒性:8〜10℃以上
- 成長速度:パキポの中では速め
- 難易度:★★(比較的育てやすい)
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デンシフローラム(Pachypodium densiflorum)
人気度:★★★☆☆
コンパクトながらボリューム感のある幹が特徴。成長すると美しい黄色い花を咲かせます。扱いやすいサイズ感から人気が上昇中。
- 耐寒性:10℃以上
- 成長速度:普通
- 難易度:★★(比較的育てやすい)
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ホロンベンセ(Pachypodium horombense)
人気度:★★★☆☆
グラキリスに似た丸みのある幹を持つ品種。黄色い花が美しく、開花性も良いのが特徴です。グラキリスより入手しやすい価格帯であることが多く、注目度が上がっています。
- 耐寒性:10℃以上
- 成長速度:ゆっくり
- 難易度:★★★(グラキリスと同程度)
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サキュレンタム(Pachypodium succulentum)
人気度:★★★☆☆
南アフリカ原産で、他のパキポとは少し異なる扁平な塊根が特徴。耐寒性が比較的高く(5℃程度)、管理しやすい面もあります。
- 耐寒性:5℃程度
- 成長速度:普通
- 難易度:★★(比較的育てやすい)
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恵比寿大黒(Pachypodium brevicaule)
人気度:★★★★☆
非常にコンパクトで扁平な株姿が特徴の希少種。成長が極めてゆっくりで、良型株は高値がつきます。上級者向けの品種です。
- 耐寒性:10℃以上
- 成長速度:非常にゆっくり
- 難易度:★★★★(難しい)
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ウィンゾリー(Pachypodium windsorii)
人気度:★★★☆☆
扁平な株に赤い花が咲く特徴的な品種。希少性が高く、マニア向けの品種です。
- 耐寒性:10℃以上
- 成長速度:ゆっくり
- 難易度:★★★★(難しい)
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品種別の難易度・おすすめ度まとめ
| 品種名 | 難易度 | 入手しやすさ | おすすめ対象 |
|---|---|---|---|
| グラキリス | ★★★ | ★★★★ | 中級者〜 |
| ラメリー | ★★ | ★★★★★ | 初心者〜 |
| デンシフローラム | ★★ | ★★★★ | 初心者〜 |
| ホロンベンセ | ★★★ | ★★★★ | 中級者〜 |
| サキュレンタム | ★★ | ★★★ | 中級者〜 |
| 恵比寿大黒 | ★★★★ | ★★★ | 上級者 |
| ウィンゾリー | ★★★★ | ★★ | 上級者 |
パキポディウム共通の育て方ポイント
どの品種も以下の基本は共通しています。
日当たり
強い光が必要です。室内管理の場合はLEDライトで補光しましょう。
水やり
成長期は土が乾いてからたっぷり。冬(休眠期)は大幅に水やりを減らします。
用土
排水性の高い用土が必須。
冬越し
基本的に10℃以上を保てる環境で管理します(サキュレンタムは5℃程度までOK)。
まとめ
パキポディウムは品種によって特徴が大きく異なります。最初の一鉢としては、入手しやすく育てやすい「ラメリー」や「デンシフローラム」がおすすめ。コーデックスの魅力を楽しめるようになったら、グラキリスやホロンベンセにチャレンジしてみてください。どの品種も幹が充実していく過程が楽しく、一度はまると抜け出せない魅力があります。