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アガベの冬場の管理方法!塊根植物よりは気を使わない【育て方】

こんにちは、THE COREです。
アガベやアロエ、塊根植物など、コアな植物をコレクション・販売しています。

植物歴は10年以上。現地での植物探索も行いながら、リアルな育成情報を発信しています。

いよいよ気温が下がり始め、本格的な冬のシーズンが到来しました。
アガベにとっても、この時期は「休眠」と「耐寒」のバランスが問われる重要な季節です。

一見動きが止まっているように見えますが、冬の管理次第で春以降の調子が大きく変わります。
冬を上手に越せば葉が締まり、理想的な姿に。反対に誤ると根腐れや徒長の原因にもなります。

ポイントは「日当たり」「水やり」「温度管理」の3つ。
この3点を押さえれば、関東や関西の平地でも屋外で十分越冬可能です。

それでは早速、冬の管理ポイントを詳しく解説していきます。

冬場に注意すべき3つのポイント

アガベの冬場の管理で大切なのは、以下の3つのポイントです。

  1. 日当たり
  2. 水やり
  3. 温度管理

この3つは、実は基本的な育て方と同じですが、冬という特殊な環境下では、より注意が必要です。前半ではそれぞれの管理ポイントについて、後半では僕自身が実際にどのように冬を越しているのかをご紹介します。

埼玉での育成環境と冬の過ごし方

まず前提として、今回の内容は「埼玉県」での管理方法です。
沖縄にも育成拠点がありますが、今回は関東圏、特に東京や関西の平地に住む方向けのお話になります。山間部にお住まいの方は、気温を目安に、必要に応じて室内に取り込むなどの調整をしてください。

僕の栽培環境では、10月ごろから3月末くらいまでアガベを小屋に取り込みます。この小屋はビニールハウスのように密閉されているわけではなく、年中隙間が空いていて、基本的には外気温とほぼ同じです。

水やりは「2〜3回」で十分

冬の間、水やりはトータルで2〜3回程度です。
だいたい1ヶ月〜1ヶ月半に1回、軽く上から水をかけるだけ。これで十分です。

目安としては、下の葉が3〜4枚ほどシワが寄ってきたときに水を与えるのがベスト。冬でもそのサインを基準にすれば、根腐れを防ぎながら健康に保てます。

気温0℃前後でも大丈夫な理由

僕が住む埼玉県草加市では、真冬の朝方には0℃、寒波のときにはマイナス3℃ほどまで下がることもあります。それでも、アガベ・チタノタやホリダ、アメリカーナなどは問題なく越冬しています。

ポイントは「雨に当てないこと」。
寒さと雨が同時に当たると傷みやすくなりますが、しっかり乾燥した状態を保てば、気温が0℃前後になってもほとんどダメージはありません。

日中にしっかり日が当たる場所で育てていれば、夜間の冷え込みにも耐えられる強さを持っています。僕の株の中には、4年以上屋外で冬を越しているものもあり、葉焼けや凍傷は一切ありません。

実際の越冬環境を紹介

うちの小屋では、5号鉢以上のサイズのアガベは特別な防寒対策をせずに管理しています。
葉がしおれてきた株にだけ、少し水を与える程度。10月から3月までは、基本的に「放置」で問題ありません。

一方で、小さい株(3号鉢など)は根の力が弱く、水を欲しがる傾向があります。そのため、2〜3週間に1回ほど、ほんの少し水を足して乾燥しすぎないようにしています。ただし、雪が降るタイミングで水を与えると一気に傷むので、天候には注意が必要です。

地域に合った管理を

今回紹介した方法は「関東・関西の平地向け」です。
沖縄のような暖かい地域では、冬でも夏と同じように管理して問題ありません。

ご自身の地域の気候を調べて、埼玉(草加市)の気温と比較してみると、どの程度似ているかが分かりやすいと思います。似た気候であれば、今回の方法をそのまま真似しても十分通用します。

まとめ

アガベは冬でもしっかり日光を確保し、雨を避けて乾燥気味に管理すれば、気温0℃程度までは問題なく越冬できます。水やりを控え、根を休ませながら、春に向けてじっくり力を蓄えさせましょう。

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冬はアガベにとって休眠期だけど、完全に止まるわけじゃない。
日当たりと乾燥、この2つを守れば春には見違えるほど元気に戻ってくるぞ!

なお、この記事の内容は動画でも詳しく紹介していますので、実際の管理環境を見たい方はぜひ動画もチェックしてみてください。

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