こんにちはTHE COREです。
アガベやアロエ、塊根植物などコアな植物をコレクション、販売しています。
植物歴は10年以上で、植物の現地探索もしていたりします。
ハイブリッドアロエのベアルート株は、実は“環境さえ整えばほとんど発根してくれる”扱いやすい植物です。
大事なのは、日当たり・水分・温度の3つを無理なく整えること。根がない状態でも、水をしっかり与えつつ通気性の良い場所に置けば、自然と新しい根が動き出します。
下処理もシンプルで、枯れ葉を取り除き、古い根は無理に取らず残してOK。植え込み時の固定にも役立ちます。
用土は普段の育成用と同じ“軽石ベース”が最も失敗が少なく、湿りすぎによる腐敗も防げます。水苔は管理がシビアなので初心者の方は避けたほうが安全です。
発根中は風通しを確保し、軽く湿度を与えるだけで株が自分の力で根を伸ばしてくれます。
ここからは、具体的な手順や管理のポイントを本編で詳しくお話しします。
ハイブリッドアロエのベアルート株を発根させる方法
ハイブリッドアロエは個性的な姿と育てやすさが相まって、近年とても人気の高いジャンルです。そんなアロエをお迎えするとき、ベアルート株で販売されるケースも多いですが、「どう発根させればいいの?」という質問がよく寄せられます。
実はアロエの発根管理は驚くほど簡単で、環境さえ整えば自然と根を伸ばしてくれます。ここでは失敗しにくい発根手順と、実際に起きたトラブル例まで含めて詳しく解説していきます。
①発根の決め手は環境づくり
アロエの発根を成功させるために最初に押さえるべきは「適切な環境をつくること」です。これはアガベやパキポディウムなど多くの植物に共通する基本で、アロエも例外ではありません。
大切なのは次の三点です。
日当たり・水やり・温度。
日当たりは、強すぎず弱すぎない“ちょうど良い光量”が望ましく、ベアルートの場合は特に強い直射を避けた方が安定します。
水やりについては「意外とたっぷりでOK」。根が出ていない段階でも十分湿度を感じられる環境のほうが早く動き出します。
温度は23〜25度が理想で、寒暖差があっても昼間に20度ほど確保できる環境なら発根は可能です。
これらの条件が揃えば、アロエは驚くほど素直に根を伸ばします。
②発根前の下処理
環境が整ったら、次は植え付け前の下処理です。アロエのベアルート株には、乾燥した古い根が少し残っていることが多いですが、これは無理に取らず残しておいて問題ありません。
意外なことに、干からびたように見える根から新根が出てくるケースも多く、株を固定する役割も果たしてくれます。
また、株元に付いている枯れた下葉は、優しく取り除いておくと腐りのリスクが減ります。
さらに忘れずに行いたいのが消毒です。ベンレート溶液に30分ほど浸け、しっかり乾かしてから植え込みへ進むと後々のトラブルを防げます。
③発根管理のやり方
下処理を終えた株は、そのまま発根用の用土へ移します。基本的には「普段育てる土=発根用の土」で問題ありません。
アロエの多くは軽石主体の用土を好むため、そのまま軽石をメインにした配合へ挿し込むだけで発根が進んでいきます。
実際の発根株を観察すると、白や淡い黄色を帯びた太い新根が伸びてくるのが分かります。なかには古い根から新根が分岐してくる場合もあり、やはり古い根を残すメリットは大きいと言えます。
特別なテクニックや繊細な管理は不要で、湿り気を保った軽石の上に置き、あとは株の力に任せるだけで大抵は根を伸ばしてくれます。
唯一失敗したケースとその理由
発根が非常に簡単なアロエですが、過去に一株だけ失敗した例があったと言います。その原因を探っていくと、どうやら水苔管理が落とし穴だったようです。
水苔は常に湿りやすく、鉢の中で空気が停滞しやすい環境を作ってしまいます。特にトレイ管理になると、通気不足により株が蒸れ、そのまま腐ってしまうリスクが高まります。
さらに水苔で発根すると、水耕栽培のような柔らかく弱い根になり、土へ植え替えると動きが鈍くなる場合もあります。
軽石主体の用土で初めから管理しておけば、植え替え時のリスクも減り、根はそのまま育成モードに入ってくれます。
まとめ
アロエのベアルート株は、正しい環境さえ整えてあげれば驚くほど簡単に発根します。
難しい手順は必要なく、
「適切な光・たっぷりの水・23〜25度の温度」
この三つを満たし、普段の育成用土へそのまま挿せば十分です。
アロエは丈夫で応えてくれる植物なので、ベアルートだからと身構える必要はありません。ぜひ気軽に挑戦してみてください。
アロエの発根はシンプルに“環境づくり”がカギです。
軽石用土でそのまま育てる方法は本当に失敗しにくいので、ぜひ試してみてくださいね。
より分かりやすい実例は動画で丁寧に解説していますので、合わせてチェックしてみてください。